INDAG製品

INDAG社は、連続式動的攪拌装置・発泡装置の設計および製造、流体制御システムの構築等を一貫して自社内で行い、その高い性能と信頼性が世界各国から高く評価され、食品、化学、石油化学、化粧品、製紙、水処理をはじめとする環境産業など幅広い分野に製造装置を納入し続けているドイツの製造装置メーカーです。
最新機では、従来困難とされてきた粉液の連続混合を可能とします。また、定量フィーダ等の前後設備含めてシステム提案いたします。
INDAGダイナミックミキサの写真
INDAGダイナミックミキサ
INDAGダイナミックミキサの写真
目的・処理物に応じた数種の攪拌翼によりインライン連続生産を実現。 ベッセル内で回転する撹拌翼により、処理物をインラインにて混合・溶解・反応・発泡・乳化処理します。多品種変量生産に最適なインライン連続処理を可能とし、攪拌時間の省力化、省エネ化を実現します。バッチミキシング工程に比べ、省スペース化が図れ、プラントのオートメーション化を可能とします。
液体+液体の連続混合のみならず、粉体+液体、固体+液体の連続混合にも対応しております。
特長
01
液体+液体のみならず、粉体+液体、固体+液体の連続混合も可能。
02
多品種変量生産対応、省スペース化、省エネ化を実現。
03
粘度差の異なるサンプルの連続混合が可能。
04
ベッセル容量が大きく従来困難であった処理・滞留時間を要する反応・溶解処理が可能。
05
2液のみならず複数液のミキシングが可能。
06
効率的なミキシングにより圧損が少なく閉塞もしないため、品質向上を実現。
07
型式・材質・耐圧設計等ご使用用途・要望に合わせて仕様の選択が可能。
アプリケーション例
食品
ヨーグルト、チーズ、チョコレート、スポンジケーキ、ソフトキャンディ、ホイップクリーム、マヨネーズ、 ドレッシング、ソース類
化学
ポリマー・樹脂、各種プラスチック製品、接着剤、塗料、顔料、ワックス、オイル
化粧品
スキンクリーム、ソープ
環境製品
汚泥処理
仕様
撹拌翼仕様
粉液連続混合装置 DLM/FS の写真
NEW!! 粉液連続混合装置 DLM/FS
従来困難とされてきた微粉や20㎜程度までの固形物と液体の連続混合が可能。
処理物に応じた攪拌翼選定により、強力なせん断を加えた攪拌や形状を維持した攪拌等、幅広く対応が可能。
また、定量フィーダ等の前後設備含めてシステム提案が可能。
スターピンタイプ DLM/S の写真
スターピンタイプ DLM/S
高せん断型ミキサ。高粘度液の混合、高効率の反応などの連続処理に適しております。また、多段に取り付けられた強靭な攪拌翼により、低粘度液体と高粘度液体を圧損少なく、均質混合を可能とします。
ポールピンタイプ DLM/P の写真
ポールピンタイプ DLM/P
中せん断型ミキサ。瞬時に混合を必要とするが、強力なせん断を避けたいサンプル、ある程度のせん断力を与え、処理時の温度を一定に保持したいサンプルに適しております。
パドルタイプ DLM/M の写真
パドルタイプ DLM/M
低せん断型ミキサ。形状を崩さず、効率よく混合したいサンプルに適しております。用途・目的に応じた攪拌翼の選択が可能です。
ホモジナイザタイプ DLM/H の写真
ホモジナイザタイプ DLM/H
高速回転式ホモジナイザ。くし歯型のロータ及びステータが互い違いにかみ合った状態で高速回転する機構により、連続乳化・均質化を可能とします。

※その他形状の攪拌翼のご用意もございます。

事例
混合工程では、従来からの手法として、タンクに取り付けられたプロペラ型やディゾルバー型などの撹拌翼を使用したバッチミキシングが主流である。
課題
●混合時間の長時間化、ランニングコスト高
均一混合に時間を要するため、生産効率が低く、消費エネルギーが大きくなる。
●混合不足の懸念
タンク内で得られるせん断が均一ではないため、エネルギー伝達にムラがあり、混合不足が生じる可能性がある。
●生産量=攪拌タンク容量に依存
既設タンクを用いるため、容量と撹拌機に依存し、変量生産性の幅を持たせることが困難である。また、設置スペースの問題も視野に入れる必要がある。
また、タンク容量が大きい場合、洗浄に労力を要する。
解決・効果
INDAGダイナミックミキサを使用した場合のメリット
1. 多品種変量生産対応
インライン処理により生産量の増減、製品毎の配合・品種変更などに柔軟に対応が可能。

2. 省エネ化
ベッセル内部は、デッドスペースが非常に少ない構造であり、処理物へのエネルギー伝達効率が高いため、短時間での連続混合が可能。そのため、生産効率が高く、エネルギー消費量を抑えられる。

3. 省スペース化・オートメーション化
生産量毎にタンクを設置する必要がないため、省スペースでラインを設置できる。
また、インライン処理によりプラントのオートメーション化が図れる。

4. カスタマイズ設計・製造
処理物やプラントに応じて、豊富な仕様から適切な仕様で装置を設計・製造。

5. メンテナンスが容易
自浄作用により、ライン洗浄が可能。また、部品点数が少なくシンプル設計により分解洗浄も容易である。
INDAGダイナミックミキサ
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