粒子径の測定において、ふるい網を用いた測定やレーザー式粒度分布測定装置が従来から用いられている。
また、近年ではSEMやTEMで撮影した画像から形状の目視評価や定規等で粒子径を計測。
課題
●集合体としての評価
粒子1個毎のデータ化(粒子径・形状など)が不可なため、より詳細な粒子情報の把握が困難である。
●粒子の形状評価が困難
粒子の形状は、目視評価になるため、、厳密な評価・管理が行えない。
●凝集体としての評価
凝集粒子としての評価に留まり、1次粒子径の評価が困難である。
解決
画像解析式粒度分布測定ソフトウェアの場合
●粒子1個毎のデータ化
粒子1個毎のデータ化(粒子径・形状など)が可能なため、より多角的に評価が行える。
●粒子の形状の数値化
粒子の形状の数値化が可能なため、厳密な評価・管理が行える。
●1次粒子径の評価
粒子サイズ問わず、1次粒子径の評価が可能である。
効果
Mac-Viewを使用した場合のメリット
1. 粒子径問わずあらゆる粒子を解析
スケール情報さえあれば粒子径問わず解析が可能。
2. 容易なスタートアップ
お客様のPCにインストールするのみで粒子の認識から計測・解析までソフトウェア上で行うことが可能。
3. ユーザビリティ設計
オペレーターが行う作業は粒子認識作業のみで、画像読み込みやデータ算出は自動。また、特別な専門知識は不要。
4. 多角的な評価
得られるデータが豊富かつ機能が充実しているため、多角的な評価が可能。
粒度分布・円形度・アスペクト比・長径・短径など、多様なデータが得られる他、データ合成や粒子のふるい分けといった機能面も充実。